魅力は人

3つの仕事に奔走する充実の毎日

 

技術本部 防汚技術部

清水 貴之

入社1年目の研修を終え、現在は広島で3つの業務に関わっています。まずは新規防汚塗料の開発で、先輩が配合した塗料の試験を担当しています。今まさしく、発売が迫っている製品があり、少しずつ試験・改良を加えている最中です。この製品が世に出たら、おそらく担当として外部からの問い合わせに対応するほか、改良の際は配合を自分でいじることになるので、長い付き合いになりそうです。

 

2つ目は原材料の評価です。今使っている原料よりもより安い原料が登場したとき、その安いほうを使っても今までの原料と遜色ないか既存の製品に混ぜて確認するという作業で、使えればコストダウンにつながります。

 

そして3つ目が試験塗装立ち合いです。これは新製品を部分的に塗ってみる試験塗装の現場に立ち合い、自分の目で確認するというもので、新規塗料開発ならではの仕事といえます。

 

この3つの仕事をこなしていると、1日があっという間に過ぎて行きます。外に出る仕事もあるので、開発だけに関わっているより気分転換になると思っていましたが、実はそうとも言えません。私の場合はまだまだ力不足なので、ひとりで現場に行って課題を持ち帰るプレッシャーのほうが大きいです。開発にしても、先輩たちの配合を見て「自分だったらこうする」といった独自性やアイデアが、今の自分にはまだ不充分。努力だけでなく、やはりどうしても経験も必要とされる分野です。ただ、業務のひとつである原材料評価で、ある原料を加えたときと加えなかったときの性状の違いなどの勉強ができているので、新規塗料の開発の現場とは違うところで学べていることが今後必ず役立ってくれると思います。
 

いずれは会社の財産となる研究者になりたい

 

現在開発中の製品に関わっている面白みといえば、自分が担当した試験でいい結果が出れば、その分売れる製品に一歩ずつ近づいていくという過程を目の当たりにできるところです。一方、きついなと思うのは、自分だけが担当する試験で決して失敗は許されないということ。試験の結果を正確に出すということに対して入社何年目といったキャリアは関係ありません。責任のある仕事なので緊張するし、いつも身の引き締まる思いでいます。

 

もっと経験を積んだら、いずれは自分で配合したり新規塗料を作り上げてみたいですね。改良のための配合は複数の先輩が考えますが、大元となる配合を決めているのはひとり。ベースとなる配合を作るのも大変だし、トラブルが起きたときにどの物質に問題があるか特定するにはすべての原材料を把握していなければいけないので、3年や5年で身につけられるスキルではありません。だからそういう人は会社の大切な財産だと思いますし、いずれは私もそんな人材になれることを目標にしています。
 

初めての広島暮らしも今では快適

 

学生時代の研究テーマはごみのリサイクルについてなので、塗料の共通点をあえて探すとしたらどちらも「混合物」だということ程度です。もともと大学での研究ジャンルを企業が事業としてやっているところが少ないので、その研究を生かせるような会社に就職したいといった考えは持っていませんでした。そのためさまざまなジャンルの研究職で調べていたところ、中国塗料を見つけました。最初に惹かれたのは海外勤務のチャンスがあるという点でしたね。研究職の場合は広島勤務になるという点は、関東で生まれ育った身としては少々気になりましたが、そこは会社員になれば転勤はつきものだと割り切りました。

 

就職の際に一番重きを置いていたのは会社の雰囲気です。のびのびと働け、あまり尖った空気ではない会社という目で探していました。説明会や面接でその会社の空気に接する機会などきわめて限られているものの、それでも中国塗料の場合は選考が進んでも会社にまったくマイナスの雰囲気を感じることがありませんでした。そしてその印象は入社してからも変わらなかったんです。人が穏やかで、誰もが責任を持って仕事をしていて、いい会社だと本気で人に薦められます。最初は不安だった広島暮らしも住めば都、今では快適に過ごし当初の不安は考えすぎでした。休日には渋滞も東京ほどにはないので、車であちこちの観光名所を訪れるのも楽しいですね。
 

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